吉野へ行くにあたって、近鉄特急『青の交響曲』のサロン席に乗りました。
全体的な乗車感想をまとめた記事です。
乗車データと概要
『青の交響曲』は、普通運賃の他に特急料金と特別車両料金が必要。
■片道分:大阪阿部野橋駅~吉野駅
・大人1名…1,720円
普通運賃990円+特急料金520円+特別車両料金210円
・小人1名…870円
普通運賃500円+特急料金260円+特別車両料金110円
『青の交響曲』は、2016年9月10日に運行開始された、近鉄電車の観光列車。「上質な大人旅」がコンセプトで、車体には落ち着いた濃紺色のボディカラーにゴールドラインが施され、クラシカルな外装が特徴です。
詳しくは近鉄電車のHPを参照ください。https://www.kintetsu.co.jp/senden/blue_symphony/
グループならサロン席がオススメ
我が家は4人家族なので、3~4名で予約できるサロン席を選択しました。
サロン席を選択しても、料金は他の席と同じ。
同じ料金ならテーブル付きのサロン席がいいですよね。
サロン席は個室じゃないよ
サロン席は個室ではありません。
通路を挟んでツイン席があるし、前後にも座席があります。
近鉄電車で完全個室のある特急列車は、「しまかぜ」のみ。
個室ではないので、他の乗客の様子や会話も入ってきます。もちろん私たちの様子もダダ洩れなので、公共機関らしい振る舞いが大事です。
大きなテーブルがありがたい!
サロン席で一番良かったのは、やっぱり真ん中の大きなテーブルですね。
広々としていているので、水筒やスマホを置いても全然余裕。
ちょい置きのストレスがまったくない。
ひじ掛けから出てくるテーブルとは格が違う。優雅な空間を演出してくれます。
絶対行こう!ラウンジ車両
近鉄電車で、ラウンジ車両があるのは、「青の交響曲」と「しまかぜ」だけ。
(「ひのとり」や「あをによし」は販売カウンターやカフェスポットのみ)
なので、「絶対、ラウンジ車両に行こう!」って決めてました。
”ラウンジ車両で何か食べる”っていうのも、乗車の目的でしたので。
お目当てのケーキセットを頂きました。
めっちゃ美味しかったです♪
正直、お値段は高い。
でも、こんなときに出し惜しみはしない!
「電車で食べたケーキ美味しかったね」って、思い出に♪。
1時間20分がちょうどいい
乗車時間が1時間20分っていうのも、私たちにはちょうどよかった。長すぎず短すぎずで。
出発後、ラウンジ車両で30分ほど過ごして、その後サロン席で過ごしたんですが、子どもが「まだ?」「いつ着くの?」とだんだんテンション下がっていくわけで。
「もっと観光列車を楽しみなさいよ!」って言いたいけど、じっとしてるのつらいよね。
私も夫も、ずっと景色見続けるほど車窓好きでもないし。
「もう少し乗ってたかったなー」っていうくらいが、ちょうどです。
至れり尽くせり
他にも良かった点いっぱいあります。
景色の解説アナウンスは旅行気分を上げてくれたし、トイレや洗面台などの設備はとにかくピカピカ。
流れる音楽とか、なにからなにまで素敵です。
カーテン、壁紙、照明、細かいインテリアまで特別感満載でした。
特別車両料金の価値あり
今後も吉野へ行くときは、特別車両料金を払ってでも『青の交響曲』に乗りたいって、思えました。
これだけの空間と設備を堪能できるなら、支払う価値は十分ありです。
帰りも『青の交響曲』に乗りたかったけど、残念ながら時間の都合上、普通特急に乗車。
1日の運行本数が少ないのが唯一の弱点か。
最後に
『青の交響曲』の乗車感想はいかがでしたか?
到着駅の吉野は、世界遺産の金峰山寺があり、葛きりや柿の葉寿司などグルメも楽しめます。
私たちはハイキングで花矢倉展望台まで歩き、吉野の景色も存分に味わってきました。
私にとって『青の交響曲』に乗車して、吉野で観光したことは、一生の思い出です。
そして、また機会があれぜひ乗ってみたい。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
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